
日本初の世界文化遺産、姫路城を見学してきました。2009年から5年間かけた大天守閣の保存修理が今年完了したばかりで、一際白く美しい姿を見ることができました。白鷺城とも呼ばれるこの白の美しさは何と言っても壁の漆喰ですが、材料の一つである銀杏草(海藻)は北海道の松前町から取り寄せたものだとか。TBSの世界遺産でちょうど放映していたものを見て知りました。材料製法ともに昔ながらの方法に忠実に修復していくのだそうで、大変な作業なんだなと思いました。
初めは1333年に砦が築かれてから、1580年に羽柴秀吉(豊臣秀吉)が入城し、1600年城主となった池田輝政大改築で複雑な縄張りと壮麗な天守閣を築き、1618年に本多忠政が三の丸と西の丸を増築し今の形となったそうです。
平日だったにもかかわらず、場内はとても混んでいて・・6階まである天守内は列を作って見るほどでした。私は今回が初めてで、こんなに立派なお城を見るのも初めて。そても立派な作りに感心するしかできない状態でした。(恥ずかしながら、そもそもお城自体あまり見たことがなく・・比較のしようもないのですが。)
そうそう、これもまた初めて知ったのですが、庭にはあのお菊井戸があり、それはそれは深ーい井戸が保存されていましたよ。
見て回るのに約2時間はかかりましたが、見ごたえがあり本当はもう少しゆっくり見て回りたかったなという気もします。
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