このバスただのバスじゃありません。途中で何度か止まり、お菓子やらトスターダス(サンドイッチのようなもの)売りを乗せては走り、降りていきます。また何か物売りか??と思っているとなんとギターを抱えた男たち二人!!いきなり歌い始めます。まるで「世界の車窓から」実写版のようです。メキシコ独特の乾燥した郊外の風景とその歌声が響き渡ります。ちょっと感動的(いずれ動画をアップしたいと思います)です。ゆっくりしようかと思っていましたがそれもできず、強制的にチップを回収されます。やるね〜兄さんたち!
そんな雰囲気で飽きることなくテオティワカンの遺跡に到着します。
テオティワカン遺跡は紀元前150年から紀元後250年くらいに建造された巨大な二つのピラミッド(月のピラミッド、太陽のピラミッド)が特徴です。その最盛期は4〜7世紀とも言われています。彫刻や壁画の一部は博物館にも展示されていますが、幅40m、長さ2.5 kmの「死者の大通り」を中心に立つ巨大ピラミッドはその存在感が偉大です。遺跡内はもちろん歩いて行くしかないのですが、炎天下だし、小学生の遠足の時期なようで、子供たちに囲まれてしまうわで暑さ倍増です。
でも、頑張って一番眺めがよいという「月のピラミッド」に登って一息。
太陽のピラミッドが見えます。高いです。大きいです。

遺跡とは別に国立人類学博物館というメキシコ周辺の歴史的遺産を集めた博物館へも行ってきました。ここではオルメカ、トルテカ、アステカ、マヤなどから発掘された石像やアステカカレンダーなどが展示されており、全部見て回るには半日ほど時間が必要なほど広く、しかも暑い・・。頑張って見ましたよ。でも、正直最後の方はどれがどの文化のものだか・・・・。
目の前の公園で偶然ボラドーレスを見ることができました。数ヶ月前にTVで見て知っていたので本物が見られるとは!!(ウルルン滞在記でこれに挑戦していた俳優さんがいました)30m以上の支柱からクルクル地面までおりてきます。見ているこちらの足がすくむ・・・。
