2008年08月27日

バルセロナ、スペイン by Hiroki

午後3時にグラナダを出発し午後8時にマドリッド着。マドリッドでバスを乗り換え10時半に再度マドリッド発翌朝6時半にバルセロナ着。グラナダからバルセロナへの直行バスも有ったのだがマドリッドで乗り換えたほうが安い。直行便が68ユーロなのに対してマドリッドで乗り換えると44ユーロ。その差額24ユーロ。なんと日本円で約4000円も違う!二人分だと当然8000円!そりゃ経由便で行くでしょ。どうも大都市間の便だとバス会社間の競争が激化しこんな現象が起こるらしい。ケインズの言う神の見えざる手やね。こんな神様やったらもっと手を差し伸べてほしいわ。とくにユーロ圏、物価が高すぎるんじゃ!

スペインの国情報と感想はこちらから!
http://www.world-moment.com/kunibetsu/europe.html#spe

で、ついたものの宿が高すぎる。ユースホステルで二人で50ユーロオーバーって、高すぎるやろ!結局3時間も重たい荷物を背負ったまま宿探ししてしまったわ。探し当てた宿もダブルで35ユーロと決して安くはないですが。

ここバルセロナに来たのは当然かの有名なサグラダファミリアを見るため。天才建築家ガウディの未完の大教会やね。それ以外にも彼の作品が街のいたるところにあるらしい。

到着日はへとへとになってしまって宿の周辺をぶらぶらしただけで、その翌日地下鉄を乗り継いで目指すガウディの建築へ。が、街のいたるところに重厚な建物があふれ、また、おしゃれな雑貨屋さんやらも多く。「あれなんやろ、あっちいってみよー」となってしまい、なかなかガウディにたどり着けない。いやぁ、バルセロナは1週間いてもあきないね。物価が高いし観光客はわんさかやけどね。

barcelona.jpg

で、そんなこんなで街中をふらふらしていると、当初行く予定のなかった「カサ・ミラ」が見えてきた。これもガウディの設計。遠くから見ても、ガウディやろってことがよくわかる。ガウディ以前の建築物はまぁ簡単に言えば角張ったものだったけども、ガウディは曲線を多用したデザインを取り入れた。これは見てみないと、もう一つ言えば実際住んでみないと分からんことかもしれないけども、一見しただけの私が言わせていただけるなら、うーん、なんていうのかなぁ、例えると・・・・学生時代はクーラーのきいた図書館の四角い机に向かって本を読むやら居眠りするやらしていたんだけど、たまには喫茶店で本でも読もうかなぁって喫茶店にいってみると其処がマルテーブルでなんだか落ち着かなかったって経験が有るんですが(そんな経験ありませんか?)、ガウディの建築は丸いのに落ち着くの。不思議と。ガウディはなんだか奇抜な建築家やなぁって思ってたけど、やっぱり天才やね。
そのあとやっとこさ、サグラダファミリア、それから彼の設計のグエル公園に行ってみたんだけど、もーガウディが好きになりました。派手なんだけど派手じゃない。住みにくそうなんだけど住みやすそう。なんだかよく分からん文章ですが、天才はこういうことを成し得るのかも知れません。

それから、サグラダファミリアは2020年に完成予定らしいです。今スペイン人が本気出して造ってます。ちょー急ピッチで建築を進めているさまが良く分かる。建物の7割くらいが新しいコンクリート?でできてます。

ここで一句。「スペイン人 本気を出せば できる子や」。

夜はタブラオに行った。タブラオというのは、酒を飲みながらフラメンコが見られるところやね。シャンソン酒場みたいな。で、フラメンコを見たんだけども、想像してたよりも迫力がある。初めは男性の踊り手さんやったんやけど、サパテアド(足を踏み鳴らす技法)がもうすっごい速度。一挙手一投足がばちっときまる。フラメンコは基本的に自由に即興的に踊るらしいが、ほんまにこれ即興?って感じ。二人目の踊り子さんは女性だけども、まあ迫力という意味では男性にそりゃ負けるけど、しなやかな身のこなしが観客をひきつける。表情も豊かやね。うーん。これは一度見てみないと分からん感動やね。正直なめてたわ。

明日はパリを目指します。

バルセロナのホテル情報
Hostal mont-thabor
ツイン 35€(約5,900円)シャワー・トイレ共同、窓なし、扇風機・壊れたTV付き。夜行バスにて早朝に到着後歩いて探す。8件目にてダンナが頑張って最安値で発見。清潔だがこれでこの価格か・・・と思ってしまう感じ。メトロLiceu駅から徒歩3分の好立地。
posted by HOSHINO at 00:00| Comment(0) | 12 スペイン Spain
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: