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イエメンの首都サナアに入ってから今日で5日目。毎日毎日飽きもせずに旧市街をぶらぶら散歩しております。
このサナア旧市街は世界遺産にも登録されてるんですねぇ。まぁ世界中に世界遺産はいっぱいありますが(聞くところによると全世界で700件以上の世界遺産があるらしい)、どうしてそんなにここに来たかったのかと言いますと。
まずは旧市街の建築物郡。この街は「世界最古の摩天楼都市」とも言われているその様子を見てみたい思ったわけ。それからその街路を行きかう人々。男達はジャンビーヤと呼ばれる半月刀とベルトに挿し、女達はアバヤとよばれる黒装束を身に纏っている。ミステリアスな世界ですね。
で、実際に旧市街に入ると本当にマジで「アラビアンナイト」の世界。「世界最古の摩天楼都市」というのも頷ける。材質はほぼ日干しレンガのみで大体5〜8階建の建築物が所狭しと並んでいる。白い漆喰で縁取られた小さな窓にはステンドグラスが埋め込まれ、ヨメさん曰く「チョコレートで出来た家みたい。美味しそう。」。美味しそうとは思わないものチョコレートの家って言うのはのおいらも同感。もうメルヘンチックやね。

で、サナアに来てみるまではジャンビーヤを挿してるって言っても一部の男性だけやろぉ、と思ってましたが、違うの。全員。同様に女性もアバヤ着用。

ジャンビーヤを指して口ひげを蓄えたおっさん達は一見すると何だか「切り捨て御免」的な怖さがあるんだけど、実際は人が良いんだよね、みんな。何度も何度も「イエメンによく来たねぇ」なんて声をかけられた。子供もこちらが外国人だと分かると声をかけてくるんだけど、でもこちらが立ち止まって返答すると照れちゃったりしてシャイなんやね。飯を食っても、何かを買ってもぼったくってくることなんてまず無いし。
なんだか昔の日本てこんな感じだったのかなぁとか考えてしまう。
そんな感じのサナア旧市街だから飽きもせずに毎日ぶらぶらしてしまう。
骨董品屋、金・銀製品屋、ジャンビーヤ屋、乳香(この土地のお香)屋なんかに入ってみたり、街で一番高いホテルの屋上でコーヒーを飲んでみたり、買い食いしてみたり、夕日を追いかけてみたり・・・・・。
でも歩き回るにあたって、一つだけ不便なことが・・・・。女性はみんなアバヤを着用して全身黒ずくめで目だけ出して歩いているので、なんと表現したら良いかなぁ。女性が普通の洋服で歩いていると水着のまま街を散策しているような状態になってしまう。そうなるとおっさん達の視線がウザいので・・・・・
うちのヨメさん、いつもこんな感じになってます。↓

もう一日旧市街を散策して、明後日17日にはアラブ首長国連邦のドバイに向かいます。
イエメン ビザ情報(2008年11月11日現在)
サナアの空港で1ヶ月まで有効なエントリービザが一人US$60(またはUS$60相当のイエメンリアル)で即時取得可能。但し2週間以上滞在する場合には別途街中のポリスで登録が必要。またサナア以外の街を訪れる場合にもポリスの許可証が必要。さらにレジデンスビザ(長期滞在)の場合には出国用のビザも出国前に別途取得が必要。色々ややこしい国だ。(状況は流動的みたいです。)
サナアのホテル情報
マナハツーリズムホテル Manakha Tourism Hotel ツイン 1400 YR(約770円)シャワー・トイレ共同。テレビ付き。この価格でお湯は出るし清潔なのはリーズナブル。日本人バックパッカーが多く情報収集によい。
ヨウコさんですか??こちらの黒ずくめの方は・・・!似合ってますね。すっかりイスラム女性の色香が漂っていますね。カメラが光ってます 笑
というか、既にドバイに着いてますかね。
お待ちしてまーす!
これからドバイ発です。
ゲートで会いましょう。