「ポカラの夜」のブログでも書いたが、ここカトマンドゥでも停電がある。どうやらネパールでは電力供給を水力発電に頼っており、その規模も小さく、洪水などの被害を受けやすいことから慢性的な電力不足らしいのだ。大規模な水力発電所の建設やインドからの電力輸入なども計画しているようだが、解決されるのはまだまだ先のことらしい。調べてみたらこんな記事を発見した。日々、電力供給時間が短くなっているのはそういうことだったのね・・と妙に納得してしまった。
ネパール政府、「電力危機」を宣言 1日16時間の停電へ
// http://www.afpbb.com/article/economy/2552763/3636023 //
停電のスケジュールというものが出されているようなのだが、そのスケジュールはどうやら守られてはいない。起きている時間の内、6時間くらい電気が使えれば良い方みたいだ。各ホテルやレストラン、ショップでは発電機を常備しているので若干の電気を供給可能だけれど、それも突然切れたりして、ここ数日は強制就寝をさせられている状態です。でも、昼間は天気も良いし(1日だけ雨に降られた程度)気温も20数度まで上がるので観光したり、街をふらついたりして過ごせばよいのでこれといった不便はない。ただ、このブログや写真のサイトは夜に作成していることが多いので、PCを起動できないことがちょっと不便だけれど。
そういう訳なので昼間は外出しながら街のお土産屋など冷やかしてできるだけ外にいる時間を稼いだりしている。ま、物価が安いのでコーヒーを飲みながら読書ということも可能な街で助かっている。今までは荷物が増えると困るので極力買い物を控えていた私たちですが、帰国まで1ヶ月を切ったことと物価の影響で、途中で購入した銀のペンダントトップに合うチェーンや皮ひもを購入したり、日本の書籍を購入したりして(読み終わったら半額で買い戻してくれる店も!)過ごしている。
そして、何といっても人生初のお買い物、オーダーメイドのチャイナドレスを購入してしまったのです!ネパールで何故チャイナドレス?と思われそうだが、ここではパシュミナとかカシミヤとかシルクなどの服飾関連ショップが多く軒を連ねていて、その中に数件チャイナに限らずドレスや背広を仕立ててくれる店がある。購入した白人の写真がいっぱい飾ってあるお店数件で価格を聞いてみたところ、なんと2,500〜3,000ルピー(約3000円前後)。せっかくなので買ってみたらとダンナの勧めもあり購入することにした。採寸をして翌日にフィッティング(大まかに作成したドレスをきて細かく針を刺す)、翌々日には出来上がり。すごい早い。しかもネパールの服飾は作りがよいらしく、最近では日本でデザインした服をこちらで作成するということも盛んになっている模様。実際、こちらの洋服や建築物のつくりを見ていると手先の器用な人が多いのかなとも思える。
先ほど出来上がったばかりのチャイニーズドレス。

自分の体に合った服というのはとても快適なんだなーととてもステキな思い出ができました。
ネパールの国情報と感想はこちらから!
http://www.world-moment.com/kunibetsu/asia.html#nep
話は全然変わりますが、一時期話題になったタバコ増税。久々に署名のページを開けてみると・・・。
なんと署名者数300万人以上!すごい数ですねー。喫煙者が約2,700万人らしいので喫煙者だけが署名したとしたら10人に1人もの署名が集まったということになります。流石に安易な増税には誰しも反対ですよね・・。
タバコ増税反対の署名
// http://www.tobacco-zei.com/ //
さて、もう少しで新年です。
いつもWORLD Momentをご覧いただき誠にありがとうございました。
来年も皆さんにとって良い年でありますように。