2009年11月01日

アスンシオンの思い出

2008年7月17日世界一周の旅100日目、パラグアイの首都アスンシオンに到着。で、アスンシオンっていったいどの辺り?をGoogle Mapにて。


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アルゼンチンのサルタからパラグアイとの国境に近い町クロリンダへ。まずはサルタからクロリンダ行きの夜行バス(1人115ペソ、約4,200円)に乗った。2階建てバスの1階なんだけど、席が広めでとても快適。アルゼンチンのバスは1階がファーストクラスになっていてより快適。今回はファーストクラスなのです。

バスはあっという間に何もないところを走りだして驚くような場所で人を降ろしていく。翌朝クロリンダの街へ着き、バスから降りると小学生くらいの子供が外国人の荷物を降ろしてチップをもらおうと私たちの荷物の取り合いになった。そしてなんと私の荷物は投げるように落とされた。もちろんチップをくれと凄く煩い。でも、そこで簡単にチップなんてあげられない。だいたい寝起きでとても不機嫌なんだから・・。すかさず英語で「あなたは私の荷物を放ったから絶対にチップはあげないからね!!」ときつく言ってみる。子供は全然引き下がらずしつこくついてくる。その繰り返しを何度もして、結局1ペソもお金はあげなかった。

気を取り直してタクシー(13ペソ)を拾い国境へ。国境からはゲートを超え、両替をしつつ(といっても両替屋が1人しかおらず)路線バスのターミナルに。といってもただの空き地にバスがいっぱい止まっているだけ。アスンシオンへ向かう人は沢山いてなかなかバスに乗れず、結局満員のバスになんとか乗せてもらった。

バスには運転手、料金収集の少年、マテ茶を配るおばちゃんが乗っている。ただのローカルバスなので乗り心地はとても悪い。でもいま思い出すととてもわくわくする情景だなーと思う。アスンシオンではとにかく「メルカドクワトロへ行きたい!」と運転手たちに言い続けて、そのメルカドクワトロ(市場4という意味だが1〜3があるのかは謎)で降ろしてもらった。ただの道端なのでいったいどこに降ろされたのか分からない・・。でもいつものこと。地図を見たり、人に聞いたりしてなんとかホテル内山田を見つけた時はとても感動したー。

これはホテル内山田の近くの写真。ピンクの花はラパチョという花らしいんだけど桜を感じさせてなんだか落ち着くなーと思った。ところどころにあってとてもきれい。

ラパチョのある風景、アスンシオン

メルカドクワトロはなんかいい感じの市場。特に変わったものが売っているわけじゃないんだけどね。あー、でもマテ茶用のポットとコップ、ストローのようなものが結構いろんなデザインで売られていたり、とても繊細な作りの銀細工が売られているのが印象的だったかな。

メルカドクワトロ

プラサの近くにはファベーラ(スラム街)があった。写真を撮っている場所から見える下の方に行く通り道には警官がいて、ファベーラに近づかないように注意されたほど。

アスンシオンのファベーラ

旅する前は地元の宿より高いホテル内山田に泊まるとは思わなかったんだけど、ここに来るまでにだいぶ日本食が恋しくなってしまって、和朝食の食べ放題目当てで宿泊した。アスンシオンのことなんて今まで考えたことなかったけど、近くのイグアス居住区には日本人移民が沢山住んでいるし、なんとアスンシオンの観光案内所には日本語の案内パンフレットまである(日本人観光客なんてそんなに来るのか!?)。ここが地球の裏側だなんて思えないほど、日本を感じることもできる、そんなところだった。

ホテル内山田からの景色

内山田の中の日本食レストランで食べたすき焼きとしゃぶしゃぶは美味しかったなー。

すき焼き

アスンシオンの宿情報
ホテル内山田
ダブル 90,000 G (約 2,600円):バスタブ・トイレ、和朝食付き。日本語対応、ネット利用無料。新館19階からの眺めは最高です。


posted by HOSHINO at 00:00| Comment(0) | 10 パラグアイ Paraguay
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