2010年12月03日

嘆きの壁にて

エルサレムはイスラエルが首都だと主張している場所ですが、国際連合含め多くの国家がそれを認めていない、という複雑な場所。(※ブログカテゴリはイスラエルとしています。)それもそのはず、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の共通の聖地であるが故。

嘆きの壁の動画をご覧ください。ちなみに男性側の壁。壁の前が礼拝場所で向かって左側が男性、右側が女性と別れていて、行き来することはできない。私たちから見るととても不思議な恰好をしているのは男性側のみ。



ダンナさんのリアルタイム旅日記はこちらから。
http://world-moment.sblo.jp/article/21619077.html

western wall

ちなみにこの壁、4世代もの時を経てこの状態に。地上7段目までが初めに作られた紀元前のもの、次の4段が7世紀にウマイヤ朝が追加したもの。同時期に岩のドームも建設されている。そしてその上14段がオスマン帝国時代のもの。さらに上部3段が1967年に追加されたもの。少しずつ大きさや色などが違って見えるのが良く見ると分かる。

weatern wall male

西暦70年にユダヤの神殿が破壊された後、ユダヤ教徒は立ち入りを許されず、1967年の第3次中東戦争時に1900年ぶりにイスラエルを奪回、ここで自由に礼拝ができるようになった。時間の長さもそうだが、2000年もの間、自分達の国を持つことを願い続けることができた宗教の力は計り知れず、私にはとうてい理解できそうにないな・・と思った。

posted by HOSHINO at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 22 イスラエル Israel
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