
景色がきれいとか食べ物が美味しいとか、もちろんそれも大事な旅の要素なんだけど。後になってまた行きたいなと思うのはそこでどんな人々に出会えたか、ということが大きいような気がする。そういう意味で言うとサナアも人が魅力的な街の一つ。

昼間は街のあちこちで子供たちが遊んでいて、外国人に興味津津。それはもう可愛い笑顔を見せてくれる。こんな小さいのに腰にはジャンビーア(半月刀)。昔は一人前の戦士の証だったとか。

女性は基本アバヤにスカーフで目しか見えないんだけど・・子供のうちはこうして何も被っていなくて、写真オッケーだった。(側にいた親らしき人にもちろん許可を得ましたが)

街中冗談ではなくジャンビーアを腰にさした男性ばかり。彼らもまたとっても親しみやすい。この後、ダンナさんは彼らに囲まれてしばらく盛り上がっていた。
スーク(市場)のジェンビーア店。買っても持って帰れないだろうし、だいたい何に使うんだ?ということもあり購入は断念。(笑)

カートを噛む男性。この街の男性はだいたい片方のほほを膨らませている。それはカートというアカネ科の葉っぱを噛んでいるんだけど、ずーっと噛んでいると神経興奮作用があるらしい。イスラム教ではお酒が禁止されているのでその代わりということだそうな。同じホテルに泊まっていた日本人の旅人が買ってきたので貰って噛んでみたんだが・・その辺の葉っぱを噛んでいるだけのようで、全く馴染めなかった・・。

この国は周りの中東諸国のように石油が出ない。そのため、経済的には取り残されていて貧しいんだけど、そのせいで、美しいアラビアのイメージの世界が残っている。一部の過激派のせいで治安は決して良くないけれど、中東で一番おススメの国だと思う。
サナアのホテル情報
マナハツーリズムホテル Manakha Tourism Hotel ツイン 1400 YR(約770円)シャワー・トイレ共同。テレビ付き。この価格でお湯は出るし清潔なのはリーズナブル。日本人バックパッカーが多く情報収集によい。写真は室内のものがなかったので・・アバヤ姿を撮影したもの。左側の窓がカマリア窓。もしもう一度行けるなら、旧市街にあるイエメン建築のホテルに泊まってみたいなぁ・・と思う。
アップされる写真がとても楽しみでした。
サアナのチョコレートのような建物、
子どもから大人まで男性の腰にさした刀。
初めての雰囲気を味あわせてもらいました!
イエメンやエジプトのデモの状況が気になる
今日この頃。。。。エジプト人の友人と連絡が
取れないので心配です(>_<)
エジプトのお友達心配ですね。
元気なことが分かればいいのだけど。
朝の授乳中にアルジャジーラLiveでエジプト騒乱の実況を見ています。