
だれにでもできる母乳育児 ラレーチェリーインターナショナルetal.著
参考に読んだ本の一つ。「だれにでも・・・」という副題がついているが、実際には母乳育児の大変だったこと・・。身近な人に母乳育児をやっていた人が少なくて相談することもできず・・3か月ぐらいはいろいろ調べたりして授乳をしていたのだが・・娘の体重がなかなか増えない・・。でもミルクを増やし過ぎると母乳はあっという間にでなくなる・・なんてことを書いてある本さえある。初めての育児で大変なことはこれだけじゃないのに・・・母乳に関してはなかなか要領がつかめず本当に本当に苦労した。
試して効果があったのがハーブティと乳房マッサージ。
ハーブティはいろいろ飲んではみたが、AMOMAのミルクアップブレンドが沢山出ているのが実感できてしばらく続けていた。30パックで1800円なので決して安くはないけれど、体が温まる感じもよく気に入っていた。
初めて助産院へ乳房マッサージを受けに行ったのが娘が3ヶ月半、時すでに遅し・・的なことを怖い感じの助産師に言われ、しかもかなり痛みを伴うマッサージを合計4−5回くらい受けただろうか・・。最後はあまりの痛みに我慢できず、体調が悪くて行けないなどと嘘をついて止めたほど・・。相性もあるのだろうけれど、、痛すぎるマッサージで体の中の組織が破壊されそうで本当に怖かった。ちなみに乳房マッサージは1回3,500円程度。
他にないかと探してたどり着いたのが葛飾赤十字産院。家からは車で20分ほどで・・始めに行った柏にある助産院よりずっと近かった。もっとちゃんと探せばよかったのだが・・。その産院は産婦人科、母乳外来のほか、小児科も併設されており、もう少し近ければここで子供を産みたかったと思うほどいい産院だった。母乳マッサージも全く痛みはなく、どちらかというとほっとする感じ。質問にもきちんと答えてくれ、わからないことは分からないとごまかすことなく説明してくれて、いろいろためにもなった。
もともと母乳育児にそれほど興味があったわけではなく、娘が生まれてからやってみようと思ったくらいで、、なんの準備もしていなかった自分も悪いんだけど。ただ単に生命科学を少し学んだことがある身、ミルクより母乳でしょ、と思っただけだった。いろいろ調べていくうちに、母乳自体よりも、子供とのスキンシップが増えることによるメリットに惹かれ、どうせならWHOも推奨している2歳まではいいかなと思っていたので、(娘がいらないとなればもちろん1歳でもなんでもよかったのだが・・)ちょうど良かった訳だ。
ちなみに、完母(完全母乳育ち)だった期間はそれほど長くなく、産院で使っていたEお母さんというミルクを不足していそうなときには足す、という方法だった。(足し方とかもいろいろ難しくて・・悩みがあったらいち早く助産院へ行くべきだったと少し後悔している。)旦那さんはどちらでもいい感じで、頑張りたいなら応援すると言ってくれていたし、自分は完ミ(完全ミルク育ち)だったので、どうしてもということもなくというのが続けられた秘訣かもしれない。
今は第2子の予定もなく、もう子供を産まないかもしれないけれど、世には育児で沢山悩んでいる方もいると思うので一つの参考になればと思う。